Blog

2024-08-04 11:43:00

自動翻訳の落とし穴

こんにちは。

弊社の「英語ビジネスサポート」サービスは
常日頃の皆様のビジネスシーンにおける英語のお困りごとをお助けするサービスです。

最もベーシックなお手伝いが
英文メールのやりとりのサポートや代行です。

これをいうと、よく、
今はGoogle翻訳もあるから
それでやってるよ。

というお声をいただきます。

 

そして、こういうご質問もいただきます。

「翻訳で出てきた訳文を、もう一回翻訳かけて、正しい日本語になってるか確認すんねん。
それで正しかったら、英語も正しいってことやろ?」
*弊社、関西にございますので、こんな感じの関西弁の場合が多うございます(笑)

うーん、それって実はとても答えにくいご質問なんです。

そこを、あえてYESかNOで答えるとすると、答えはどちらかというと
NOかな。

 

下の例を見てみてください。

自然は訳をしてくれると定評のあるDeepLで試しに

「何を飲んでいますか?」「私は水です」

という日本語を英訳してみました。

DeepL 1.png

 

 

返ってくる英文は

"What are you drinking?" "I am water."

 

ある程度英語のわかる人なら、あれ?と思っていただけるでしょうか?

そして、試しに、この英文を再び日本語に訳し直して見ると……

 DeepL 2.png

 

とっても自然な、正しい日本語に訳してくれます(笑)

おわかりいただけましたでしょうか?

 ネット翻訳やAI翻訳の精度はこの数年で大幅に向上しました。
(実際、その精度向上に私も少なからず貢献したと思っていますが。。。
それはまた別のお話、ということで)

今回の例も、
「私は水です」という日本語ならではの表現を
「私は水を飲んでいます」と書き換えて訳していたら
防げていた事かもしれません。

でも、前もって、どこが間違えて訳されるか予測して
それに合わせて日本語が書けるなら
はっきり言って、自動翻訳を使わなくても
英文書けるんじゃないんですか?
といいたくなるぐらい、英語の知識が必要ですよね?

とても便利になったネット翻訳やAI翻訳等の自動翻訳。
使わない手はありませんが、
過信は危険ですよ!

怪しい英文がお客様のところに届いていない、
とは言い切れないのです...